2025/05/29 16:22 |
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2010/03/24 16:34 |
357日目 |
追憶 7/21・・・【9】バティカン・サン・ピエトロ FINAL
349日目のつづき。。。
過去にも何度か述べたが、、
芸術との対峙には、体力や精神力を必要とする
そんな俺には、そろそろ太陽の力が必要だった・・・
in とout では逆の道を通る>>>
ファザード(建物の正面部分)がでか すぎて、
近距離だとミケランジェロ作のクーポラ(円蓋)が見えない・・・
(クーポラ=半球状の天井や屋根のこと・・・過去写真 A ・B 参照)
またココの上に立って、もう1度眺めといた(^-^)
(316日目:サンピエトロ広場2参照!)
ってゆーか、、
聖堂に入る前より、気温が上がり日差しも強くなってんなぁぁ~
(出た瞬間からビシビシ と・・・)
気温は高く(40度前後)とも、日陰は涼しいぃ のでありがたい!
(たくさんの人が、円柱の下で涼んでいた)
涼んでいる人達や柱などを観察しながら、円柱内をぐるり とぶらつき>>>
バティカン・サン・ピエトロに、別れを告げた・・・
season 4の1発目(313日目)でも書いたとおり
どっぷり とバティカンに浸る
つもりで足を運んだ2度目のサンピエトロ・・・
インパクトが偉大すぎて、
広場で4話、堂内で4話&今回で計9話となってしまった(・_・;)
帰国して、
バイクで釜石に戻った時からスタートさせた追憶ローマシリーズ・・・
season 1の第2話、158日目:追憶6月6日(9/5 制作)
より、
今回サンピエトロ完結に至るまで、長々お待たせしちゃってスミマセンでした~
でも、それほど思い入れがあった・・・ってことで(^_^)v
。。。。。。
。。。
。
サンピエトロから少し離れたところで、、
離れても、クーポラはしっかりと見守ってくれていた(^-^)
ちなみに、、
最初の写真を撮ったのが11時前・・・
この写真を撮ったのが16時頃・・・
実に、約5時間以上 もお世話になっちゃいました(@_@;)
あ、、
バティカン・サン・ピエトロは今回で完結だけど、
season 4:追憶 7/21 のぶらつきは、もうちょっとだけ続きま~す
(3月中に完結予定!)
【10】へつづく。。。
2010/03/16 18:18 |
349日目 |
追憶 7/21・・・【8】サンピエトロ大聖堂4
346日目のつづき。。。
大天蓋の横に立ち、聖堂の最奥に目を向けると>>>
後陣と呼ばれる最も神聖な場所に
「聖ペテロの司教座」がある
もうちょい寄る(なんか恒例になってきたな・・・笑)>>>
ブロンズ製で1605年にベルニーニによって制作された
内部には聖人が使ったとされる木製の古い司教座がある
ってゆーか、、、
画像が暗くて分かりずらいが、この司教座、、かなりデカイ!
(下にいる人間と比較するとよく分かる)
実はこの3枚の写真は7/21 ではなく、6/6 に撮ったもの
(7/21 にも撮ったのだが、光が少なく何かいまいち だったので・・・)
YouTube にアップしてある「ぶらつき2」を再生すると
聖歌隊のような、生歌声がきこえてくる
6/6 に訪れた時は、ちょうどミサのようなものが行われていた
。。。。。。
。。。
。
堂内に入ってから、1、2時間は経過していたことだろう・・・
しかしながら、いちいちデカク、ゴージャス、、、
床も・・・
柱も・・・
目に着く全てが芸術そのものだった・・・
すこし歩いては立ち止り、、、すこし歩いては立ち止り、、、
時に角でずでん と腰を下ろして休んだり・・・
(運が悪いと警備員に注意されるよ!笑)
ブルース・リーじゃないけど、Don`t think feeeel!って感じだった・・・
(考えるな、感じろっ!・・・ってやつね)
広場で約2時間、聖堂内で約2時間、、計4時間(前後)・・・
たんまりと身体中でサンピエトロを感じていた俺は、、、
いつしか、、自分自身と会話していた。。。
【9】へつづく。。。
2010/03/13 15:45 |
346日目 |
追憶 7/21・・・【7】サンピエトロ大聖堂3
343日目のつづき。。。
まずはこの写真をチェ~ック!
今回はこれに写る、左にあるどでかい大天蓋と、
右下(ちっちゃくて分かりずらいけど)の像についてを少々・・・
この大天蓋は、1633年にベルニーニが助手ボロミーニとともに制作した
(当時はデザインが大仰であると酷評を浴びたそうだ・・・)
祭壇はツタの絡まるねじれた柱や過剰な装飾で彩られ、
見る者に力強い躍動感!と厳かな気持ちを与えてくれる
(上の写真を見ただけでも、どんだけでかいかが伝わると思います)
前回343日目ラストの写真からちょっとずれ 寄ると>>>
最初の写真よりは、ちょっと見やすくなったでしょうか・・・?
この右に見える像こそ、聖ペテロ像っ!
キリストの第一弟子であり、初代教皇の聖ペテロ
(この像は聖堂に入り、教皇の祭壇に至る少し手前にある)
(アルノルフォ・ディ・カンビオ制作のブロンズ像で、13世紀の作品)
ちなみに、、
日本語ではペテロとなっているが、イタリア語表記ではPietro(ピエトロ)
ガイドブックにも書いてあったが、、、
このように、、
たくさんの人達(多くは信者)が
さすったり
接吻したりしている
そのため・・・
このように(特に右足!)、
長い期間を経て磨り減って しまっている
(日本が戦国時代になる前からさすられてんだもんなぁぁ~・・・汗)
「おさわり列」ができてたしね・・・
(この写真を撮るために結構並び待った~)
せっかくなんで、とりあえず俺もさすっといたけど、、
カトリック信者の方々にとっては、
ものすごい価値や意味があることなんだろうなぁ~・・・
【8】へつづく。。。
2010/03/10 18:56 |
343日目 |
追憶 7/21・・・【6】サンピエトロ大聖堂2
339日目のつづき。。。
突然ですが、、この写真の右下に注目 ・・・
もうちょっと寄ります>>>
そこにはミケランジェロが23歳の時に制作した「ピエタ像」が・・・
(ルーブル美術館の「モナリザ」的あつかいだっ!)
聖堂を入って右側の一番手前の礼拝堂にある
分かりずらいのでもうちょっと寄ると>>>
磔によって死んだキリストを胸に抱く悲哀に満ちたマリアが描かれている
あまりの完成度の高さのため、制作を疑われた若きミケランジェロは
この像に唯一のサインを残したんだそうです。。。
しかも、、
ミケランジェロは生涯にいくつかのピエタ像を残しているそうだ
。。。。。。
フランスへ行った時(当時はまだ高校2年のピチピチボーイ だったなぁぁ)に、
同じようなことでぶったまげた 経験がある・・・
ルーブル美術館に展示されていた「ナポレオンの戴冠式」が、
まったく同じ(サイズ、内容)状態でヴェルサイユ宮殿にも飾られていた
疑問に思った俺はガイドさんに聞いた>>>
<結果>
その時代や作者によって理由は様々だが、
戦争で破壊されたり、戦利品として奪われたりすることが多かったため
当時は絵画も彫刻も同じものをいくつか手がけた・・・とのこと。。。
ちなみに、、、
ちょっとサンピエトロから離れた余談ですが・・・
この「ナポレオンの戴冠式」を描いたダヴィッドは、
1枚はナポレオンに献上するために描き(ルーブル美術館所蔵)
もう1枚は、愛する人に捧げるために描かれたって話がある
現に、ヴェルサイユ宮殿に飾られている「戴冠式」には
1人の女性の服がピンク色になっている
(その人のことをダヴィッドは愛していたらしい)
うぅぅぅぅぅん、、 なんともロマンティック・・・
。。。。。。
。。。
。
聖堂内部は十字に交差した大きな通路で構成されており、
長い軸の方を身廊と呼ぶ
幅は58m にも及ぶ広さ!!
床には世界の大きな聖堂の広さを示す印がつけられ、
改めてサンピエトロ大聖堂の広さを実感することができる
天井がマジでチョー 高く荘厳な身廊
至る所にある装飾は、繊細とゴージャスに彩られている。。。
【7】へつづく。。。
2010/03/06 12:42 |
339日目 |
追憶 7/21・・・【5】サンピエトロ大聖堂1
336日目のつづき。。。
さぁぁ~ってぇぇ、、いよいよ中へ進入だぁぁ・・・
・・・っと、
その前に水水っ。。
イタリア滞在時、いろんな所でよくこうやって水を飲み浴びた(^^)
(ちなみにこの写真は6/6 に訪れた時の1枚)
中への行き方は2通りある。。。
1つは直で大聖堂へ>>>
もう1つは、地下を通ってから大聖堂へ>>>
ちなみにその地下ってのは、、
歴代のパパ(ローマ教皇)達が安らかに眠っている場所。。。
日本にいると、宗教とゆうものにそんなに関心はないが(少なくとも俺は)、、
この場にくれば、必ずしも誰もが宗教(ここではカトリックだけど)について、
何かしら考えさせられるに違いない・・・
たくさんのカトリック信者(多国籍)が、教皇のお墓の前でお祈りをしていた
涙を流している人もいた・・・
写真を撮っている人もいたが、6/6 にファビオと来た時に、
「ここでは写真を撮っちゃダメだよ!」
っと忠告されていたので、7/21 ももちろんノーフォト。。。
ってな感じで堂内へ>>>
世界中にいる約10億人の信者を抱えるカトリックの総本山であり、
世界最大のカトリック教会
その由来は西暦64年、ネロ帝の迫害を受けて殉職したイエスの第一弟子であり、
初代ローマ教皇である聖ペテロがこの地に葬られたことにある
その後、326年にその墓の上にコンスタンティヌス帝が教会を設立した
1506年には建築家ブラマンテの設計によって大改築が開始され、
120年の歳月を経て遂に完成した。。。
その間、、、
ラファエロ、
ペルッツィ、
サンガッロ、
ミケランジェロ、
ベルニーニなど、
ルネッサンスを代表する多くの芸術家たちが関わり、
完成を見ずして没していった
建物自体がひとつの芸術であり、
その美しさは数百年を経た今もなお色褪せることはない。。。
ちょっと話が堅くなっちゃったけど(でもかなりざっくり です)、、
深く長い歴史の中、
たくさんの思いや情熱の結晶として今に残っているからこそ
多くの人を魅了してやまないんでしょうね・・・
それだけではなくっ!
歴史ある芸術と現在とがフュージョン された、、
こういった家族の芸術
も、たくさん見ることができる場所でもありまッス(^_-)
【6】へつづく。。。
2010/03/03 16:57 |
336日目 |
追憶 7/21・・・【4】サンピエトロ広場4
319日目のつづき。。。
サンピエトロ大聖堂に入る前に、2度チェックを受ける必要がある
1発目は荷物チェック>>>
俺は、、本と電子辞書しか持ってないから楽勝さっ <`~´>
でも中には・・・
警備員ともめている人も
ちらほら・・・
(笑)
写真を撮ってる人を
・・・・・・
撮る人・・・
・・・を
撮る俺・・・
(*^^)v
2発目は服装チェック>>>
この看板にもある通り、ノースリーブや短パンはNG!
これはサンピエトロだけではなく、基本的に全ての教会で同じことが言える
気温40度前後 だったローマでは肌を露出している人がたくさんいた
・・・が、
こういった場(聖なる場)に入るためには大きめのストール(肌を隠すため)などが
必要になるのでお忘れなく!!
ストールを貸しだししている教会などもあるが、サンピエトロはなかった
現に俺の前の前の前にいた団体さんが、長時間もめていた。。。
渋谷で、、
何度か職質にあった俺だが
ここバティカンでは
まったくもって好青年さっ!
【5】へつづく。。。