2025/05/15 23:07 |
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2010/03/13 15:45 |
346日目 |
追憶 7/21・・・【7】サンピエトロ大聖堂3
343日目のつづき。。。
まずはこの写真をチェ~ック!
今回はこれに写る、左にあるどでかい大天蓋と、
右下(ちっちゃくて分かりずらいけど)の像についてを少々・・・
この大天蓋は、1633年にベルニーニが助手ボロミーニとともに制作した
(当時はデザインが大仰であると酷評を浴びたそうだ・・・)
祭壇はツタの絡まるねじれた柱や過剰な装飾で彩られ、
見る者に力強い躍動感!と厳かな気持ちを与えてくれる
(上の写真を見ただけでも、どんだけでかいかが伝わると思います)
前回343日目ラストの写真からちょっとずれ 寄ると>>>
最初の写真よりは、ちょっと見やすくなったでしょうか・・・?
この右に見える像こそ、聖ペテロ像っ!
キリストの第一弟子であり、初代教皇の聖ペテロ
(この像は聖堂に入り、教皇の祭壇に至る少し手前にある)
(アルノルフォ・ディ・カンビオ制作のブロンズ像で、13世紀の作品)
ちなみに、、
日本語ではペテロとなっているが、イタリア語表記ではPietro(ピエトロ)
ガイドブックにも書いてあったが、、、
このように、、
たくさんの人達(多くは信者)が
さすったり
接吻したりしている
そのため・・・
このように(特に右足!)、
長い期間を経て磨り減って しまっている
(日本が戦国時代になる前からさすられてんだもんなぁぁ~・・・汗)
「おさわり列」ができてたしね・・・
(この写真を撮るために結構並び待った~)
せっかくなんで、とりあえず俺もさすっといたけど、、
カトリック信者の方々にとっては、
ものすごい価値や意味があることなんだろうなぁ~・・・
【8】へつづく。。。
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2010/03/10 18:56 |
343日目 |
追憶 7/21・・・【6】サンピエトロ大聖堂2
339日目のつづき。。。
突然ですが、、この写真の右下に注目 ・・・
もうちょっと寄ります>>>
そこにはミケランジェロが23歳の時に制作した「ピエタ像」が・・・
(ルーブル美術館の「モナリザ」的あつかいだっ!)
聖堂を入って右側の一番手前の礼拝堂にある
分かりずらいのでもうちょっと寄ると>>>
磔によって死んだキリストを胸に抱く悲哀に満ちたマリアが描かれている
あまりの完成度の高さのため、制作を疑われた若きミケランジェロは
この像に唯一のサインを残したんだそうです。。。
しかも、、
ミケランジェロは生涯にいくつかのピエタ像を残しているそうだ
。。。。。。
フランスへ行った時(当時はまだ高校2年のピチピチボーイ だったなぁぁ)に、
同じようなことでぶったまげた 経験がある・・・
ルーブル美術館に展示されていた「ナポレオンの戴冠式」が、
まったく同じ(サイズ、内容)状態でヴェルサイユ宮殿にも飾られていた
疑問に思った俺はガイドさんに聞いた>>>
<結果>
その時代や作者によって理由は様々だが、
戦争で破壊されたり、戦利品として奪われたりすることが多かったため
当時は絵画も彫刻も同じものをいくつか手がけた・・・とのこと。。。
ちなみに、、、
ちょっとサンピエトロから離れた余談ですが・・・
この「ナポレオンの戴冠式」を描いたダヴィッドは、
1枚はナポレオンに献上するために描き(ルーブル美術館所蔵)
もう1枚は、愛する人に捧げるために描かれたって話がある
現に、ヴェルサイユ宮殿に飾られている「戴冠式」には
1人の女性の服がピンク色になっている
(その人のことをダヴィッドは愛していたらしい)
うぅぅぅぅぅん、、 なんともロマンティック・・・
。。。。。。
。。。
。
聖堂内部は十字に交差した大きな通路で構成されており、
長い軸の方を身廊と呼ぶ
幅は58m にも及ぶ広さ!!
床には世界の大きな聖堂の広さを示す印がつけられ、
改めてサンピエトロ大聖堂の広さを実感することができる
天井がマジでチョー 高く荘厳な身廊
至る所にある装飾は、繊細とゴージャスに彩られている。。。
【7】へつづく。。。
2010/03/06 12:42 |
339日目 |
追憶 7/21・・・【5】サンピエトロ大聖堂1
336日目のつづき。。。
さぁぁ~ってぇぇ、、いよいよ中へ進入だぁぁ・・・
・・・っと、
その前に水水っ。。
イタリア滞在時、いろんな所でよくこうやって水を飲み浴びた(^^)
(ちなみにこの写真は6/6 に訪れた時の1枚)
中への行き方は2通りある。。。
1つは直で大聖堂へ>>>
もう1つは、地下を通ってから大聖堂へ>>>
ちなみにその地下ってのは、、
歴代のパパ(ローマ教皇)達が安らかに眠っている場所。。。
日本にいると、宗教とゆうものにそんなに関心はないが(少なくとも俺は)、、
この場にくれば、必ずしも誰もが宗教(ここではカトリックだけど)について、
何かしら考えさせられるに違いない・・・
たくさんのカトリック信者(多国籍)が、教皇のお墓の前でお祈りをしていた
涙を流している人もいた・・・
写真を撮っている人もいたが、6/6 にファビオと来た時に、
「ここでは写真を撮っちゃダメだよ!」
っと忠告されていたので、7/21 ももちろんノーフォト。。。
ってな感じで堂内へ>>>
世界中にいる約10億人の信者を抱えるカトリックの総本山であり、
世界最大のカトリック教会
その由来は西暦64年、ネロ帝の迫害を受けて殉職したイエスの第一弟子であり、
初代ローマ教皇である聖ペテロがこの地に葬られたことにある
その後、326年にその墓の上にコンスタンティヌス帝が教会を設立した
1506年には建築家ブラマンテの設計によって大改築が開始され、
120年の歳月を経て遂に完成した。。。
その間、、、
ラファエロ、
ペルッツィ、
サンガッロ、
ミケランジェロ、
ベルニーニなど、
ルネッサンスを代表する多くの芸術家たちが関わり、
完成を見ずして没していった
建物自体がひとつの芸術であり、
その美しさは数百年を経た今もなお色褪せることはない。。。
ちょっと話が堅くなっちゃったけど(でもかなりざっくり です)、、
深く長い歴史の中、
たくさんの思いや情熱の結晶として今に残っているからこそ
多くの人を魅了してやまないんでしょうね・・・
それだけではなくっ!
歴史ある芸術と現在とがフュージョン された、、
こういった家族の芸術
も、たくさん見ることができる場所でもありまッス(^_-)
【6】へつづく。。。
2010/03/03 16:57 |
336日目 |
追憶 7/21・・・【4】サンピエトロ広場4
319日目のつづき。。。
サンピエトロ大聖堂に入る前に、2度チェックを受ける必要がある
1発目は荷物チェック>>>
俺は、、本と電子辞書しか持ってないから楽勝さっ <`~´>
でも中には・・・
警備員ともめている人も
ちらほら・・・
(笑)
写真を撮ってる人を
・・・・・・
撮る人・・・
・・・を
撮る俺・・・
(*^^)v
2発目は服装チェック>>>
この看板にもある通り、ノースリーブや短パンはNG!
これはサンピエトロだけではなく、基本的に全ての教会で同じことが言える
気温40度前後 だったローマでは肌を露出している人がたくさんいた
・・・が、
こういった場(聖なる場)に入るためには大きめのストール(肌を隠すため)などが
必要になるのでお忘れなく!!
ストールを貸しだししている教会などもあるが、サンピエトロはなかった
現に俺の前の前の前にいた団体さんが、長時間もめていた。。。
渋谷で、、
何度か職質にあった俺だが
ここバティカンでは
まったくもって好青年さっ!
【5】へつづく。。。
2010/02/28 18:58 |
333日目 |
あ、、今日で2月終わりだ・・・
今回まで追憶ローマseason 4はお休み。。。
(次回から再スタートしますのでお楽しみに!)
年を重ねるごとに、歳月の速度が上がるとはよく聞きますが・・・
いやはや2月も今日で終わっちゃいますよ~っ!!
(ってことは今年もあと10ヵ月か・・・笑)
(ってゆーかそのカウントまだ早くねっ・・・)
希望と無謀の実況中継も、
なんだかんだ今回(たまたま)で記念すべき333日目(ぞろ目~!)
・・・ってことはあと1ヵ月でblog 始めて1年たつんだな~
。。。。。。
2/22・・・
この日もショージ君は飛んでます!
(俺もちょっとはうまくなってきたかな?・・・共に必死に飛んでます)
しばらく晴れの日が続き、気温も高かったね~・・・
2/23~24・・・
旅仲間のKとH君が東京から「リトル」に遊びに来てくれた!
海外について語れる仲間なので、
白馬のワールドワイドっぷりを味わってもらおうと、
夜「TRACKS BAR」へ行ったのだが、、、
外国人どころか、俺ら3人以外誰もおらず・・・(゜-゜)
まぁ~っ、また3人の「海外夢話」に華が咲いたので結果オーライ
(・・・ってことで・・・笑)
2/25・・・
N姉(306日目)の友達が遊びに来ていたので、みんなでちょいと滑った
。。。。。。
ジェスィーは帰っちゃったけど・・・
ジミーズハウスの仲間たち(みんな外国人)は、いつも俺らを誘ってくれる
こうして一緒に勉強したり・・・
飲みに行ったりと・・・
気温の上昇に並行して、、
(最近白馬でも雨が続いた・・・)
俺らの
英語に対する温度も上昇中です。。。
Ciao
2010/02/23 12:29 |
328日目 |
It is just before 1 year ・・・
今回も追憶ローマseason 4はお休み。。。
本日は2月23日・・・
今までは日常の中の1日だったこの日だが、
去年2009年から、俺にとっては「特別な記念日」となった・・・
そう、、、
7年間続けた美容師にひとまず 区切りをつけ、
aroof の一員として仕事をした最終日が2月23日だ。。。
2009年の年明けとともに、
毎日たくさんのお客様に事の事情を話し、ご理解を頂いた
何もできないペーペーの頃から応援して下さったお客様・・・
スタイリストになってから担当させていただいたお客様・・・
たくさんの方からエールを送って頂き
たくさんの方と握手を交わした
感謝・・・
って一言では表せないくらい、
細胞単位で身体中が感謝 を感じていた
。。。。。。
営業終了後、Boss でありアニキ分のキムさんから
「よし、じゃ~最後に俺もカットしてもらおーかな・・・」
っと突然言われ、、
イロイロなコト が、、
頭の中を駆け巡りながら・・・
aroof で最後のcut をした
何もできない手のかかる時から、見捨てず俺を可愛がってくれた
プライベートの時間もたくさん共有した
ゼロからのお店づくりも一緒に経験させてもらった
なんでもそうだと思うのだが、
特に「昨今の美容業界」はサイクルが早く、
次々に変化 し続けている
(美容師としてのありかた、How to 、薬剤、etc... )
なので、
ここまで積み上げた美容師の時間をひとまず とはいえ
ブレイクさせるのは、
普通に考えたらありえなく、もったいない話だ
だが、
昔からの俺の想いを知っているキムさんは、最終的にうなずいてくれた
(長い歳月をかけ話し合い、お互いがちゃんと納得した)
よし!イタリアだかインドだかわかんないけど、
もう、どこに行っても大丈夫だっ!!
・・・と、、
cut 終了後に言ってくれたひとことは、今でも深く心に残っている
。。。。。。
その後の、おつかれ送別会的宴は、サプライズの連続だった
退社して実家に帰っていたイチコがちゃっかり いたり・・・(笑)
発売されて間もない新作のマルチ電子辞書をプレゼントしてもらったり・・・
(イタリア語のチップが標準化されている奴!)
aroof のみんなから、卒業を祝福してもらった
そんな特別な日から、早、1年が過ぎた・・・
ロンドン in out でイタリア、スペイン・・・
バリ、ヴェトナム、again ロンドン・・・
・・・・・・
あの時の想いを忘れることなく
現在は、、
新しい仲間と白馬でDeep な時間が流れています
Ciao