2025/05/10 07:31 |
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2010/08/18 17:37 |
504日目 |
追憶なぶら【16】・・・5/14 東尋坊【後編】
少し歩いては振り返り、、
パシャッ・・・
少し歩いては振り返り、、
パシャッ・・・
ってのを繰り返しながら、
ゆっくり、、じっくり と東尋坊の空気に溶け込んでいた・・・
今までの自分が歩いてきた道のり・・・
これからはどんな風が俺の心を揺らしてくれるのだろうか・・・
などなど、
夕陽と対峙している時はふと、自分自身と会話をしてしまうことが多い・・・
肌を通り抜け、心にまで響いてくる東尋坊の声・・・
目の前に広がる絶景が語りかけてくるその音は、穏やかに俺の五感を裸にしてくれる
この写真が物語るように?俺もこの空間の一部へと調和していった・・・
っと、ちょっぴりメランコリーな気分になっていたってのに・・・
邪魔が入る。。。
「お兄さん、1人?ここで何してるの?何か悩みでもあるの?」
と2人組の男性が話かけてきた
何度かいろいろ質問されているうちにふと我に返り、ハッと思う・・・
前回でも書いたが、ここ東尋坊は自殺の名所としても有名だと・・・
いやいや、友達と一緒ですよ。今まで白馬に篭ってたんですけど、、
白馬からその友達と一緒に大阪まで1日1県ずつぶらり旅してるんです・・・
「その友達はどこだ?こんなとこに1人では危ないよ!」
「何か思いつめてるんだったら話してみなさい・・・」
などなど、しばらくこの2人組と会話が続くのだが・・・
彼らのような≪見回りが徘徊≫するほど、やはりここ東尋坊では・・・
・・・・・・。
写真撮りながら絶景と会話中なんだから邪魔しないで!
ってことにして、
彼らの考えていることにはあえてふれず、何も知らない旅人を装った・・・
太陽の位置もいよいよになってきたので、ショーの元へ>>>
風が強かっただけに、雲の流れが速い・・・
ってかショーいないし・・・
(まっ、まさか風に飛ばされて・・・電話にもでないし・・・汗)
なんてね(笑)
ちょっと探し歩いたらすぐに合流 (^。^)y-.。o○
(ショーも俺と同じように2人組の男性にいろいろと質問攻めにあったようだ・・・)
その後また写真を撮ったりしながら最初の場所へと移動>>>
途中、地元の方っぽいご年配男性に話しかけられる
「今日は運がいいよ・・・」
晴れた日でも夕陽の時間には曇っていたり・・・
ここは風が強いやろぉ、いつどうなるか分からんのや・・・
この方の話によると、
どうやら東尋坊でこういった夕陽を拝めるのは月に2,3回しかないんだそうだ。。。
へへっ、今まで晴れなかったのはこの日のためだったのかぁ~ (^。^)
場所を移動しながら、空の表情の変化を堪能する
雲が多くなり、水平線に広がりつつあったが・・・
完璧ではないが、撮りたかった1枚をパシャッ!
(手の位置がずれたり、夕陽が雲に隠れたりと苦戦した・・・笑)
あとは、クライマックスへと心を委ねるだけ・・・
やっぱりぶらつき に【サンセット】は≪ワンセット≫!
俺にとっては、切っても切れない関係だね(^_-)-☆
太平洋沿岸沿いで育った俺にとって、
日本国内では初めて目にする水平線に沈んでいく夕陽となった
(東から昇り、西に沈んでいくのでね・・・)
雲が広がり危ぶまれたが、最後の最後まで見送ることができた(^-^)
Thanks Toujinbo!
しばし余韻に浸っていたのだが、日が沈んでから暗くなるまでは速攻だった
そして何より、俺らの身体は冷えきっていた
(心はだいぶホットになっていたがね・・・笑)
このままではイカン とゆーことで、
東尋坊へ行く途中に見つけていた『ゆ楽』にて極楽へと>>>
(巨大岩で構成された独特の雰囲気な風呂だった)
そしてこの時、
ショーに地元のサッカーチームより招集の声がかかり、大阪へ戻る日が決定する
それと同時に、
【ノープランでなんとなくぶらついていた2人旅】に
終わりへのカウントダウンが始まるのだった・・・
『ゆ楽』をあとにしてからは、
次の日に行く京都へと少しでも近づくべく、数時間走り続ける>>>
福井県から滋賀県へと入り、更にしばらく走り続けた>>>
日付が替り、お互いの眠気もMAXへとなりつつあったのだが、
琵琶湖周辺で道の駅をたまたま見つけたので、ビール片手にチーン
追憶なぶら【17】へつづく
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