2025/05/10 09:59 |
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2010/04/07 00:09 |
370日目 |
山は、ただそこにあるだけ・・・(後編)
前編(367日目)のつづき。。。
きれいに圧雪、整備されたゲレンデではなく、
山と山の間にある谷間? をゆっくりと滑っていた
圧雪されていない雪の上は、斜度がゆるくなるにつれどんどん減速していく
。。。。。。
しばらく滑ったところで、ビンディングをはずし、、
「あっこから飛んだらおもろいかも(^◇^)」
っと言いながら壁を登り出す(矢印)ショージ君・・・(笑)
その間俺はごろん と寝そべり、、たくさんシャッターを押した
太陽を感じながら、、
広がる雪景色を眺め、自然の音に耳を傾けた。。。
まったくの死角だったので、飛んでるところをうまく撮れなかったのが残念・・・
(最初のスタート地点は、既に別の山で隠れていた・・・矢印)
その後は、斜度もほぼなくなり、板があまり走らなくなってしまった
・・・ので、板を外し、歩いていたのだが、、
ズボッッ・・・ (・。・;
って音と共に、俺の右足が腰の位置くらいまで雪に埋まる
(まるで落とし穴!?)
足を雪から抜き、穴を覗いてみる・・・
ってゆーか底が見えない・・・(*_*;
そーいえば、、、
風の音しか聞こえていなかった始めに比べ、今は水の音もする
どーやら俺らは、途中から川の上を滑っていたらしい・・・
慌ててコース変更! とりあえず川から脱出だっ!
(よじ登るショージ君・・・矢印)
ところで今どの辺かなぁ~・・・ なんて言いながら・・・
登りきったところから遠くを見ると、1本の滑った跡が・・・
「よしっ!とりあえずその跡をたどろう~!」
現在地がまったく分からない俺らにとって、道しるべができた(^-^)!
右を見上げると、、、
初めて見る山と、太陽がエールを送ってくれていた!
スキーヤーの跡だったのだが、
1度誰かの滑った後なので、少しは板が走ってくれた
(既に出発地点は確認不可能・・・だいたいあの辺?矢印)
Go! Go! Gooooou!!
・・・と、順調に進んでいたのだが川 って、、、
いろいろ試したのだが、この先へ進むには、
どーやらこの川を飛び越える しかなさそうだ・・・
まずは向こう岸に板をぶん投げ、ショージ君からジャンプ!
続いて俺もジャァァンプ(ヒィ~ハァー! )
これ、飛ぶ前の1枚
(ぶらつき18・・・にup したんでど~ぞ!from YouTube)
(イタリア以降の旅ムービーはまだup できてないけど・・・汗 )
地盤が雪だっただけに、飛びづらかったけど、無事で何より(笑)
その後は、また滑り跡をたどりながら林の中を進む>>>
途中、2人とも我慢ができなくなってきたので、
休憩も兼ね、この辺で肥料をまいた・・・(^。^)
スッキリしたところでまた進む>>>
・・・が、、どんどん道は険しさを増し、、
ちょっとした崖が、俺らを待ち構えていた
(行き方thinking ショージ君・・・矢印)
いやはやこれがまたなかなかデンジャー でしたね~(*_*)
結構急 で、地盤細くてボコボコだったし、
って、よく見たら、
雪が固まっただけの即席な橋だし・・・
(俺ゴール付近で引っかかって転倒したし・・・笑)
よくよく考えたら、特に何の装備もしていない俺ら・・・(笑)
何度か穴にはまりながらも、笑いながら、板片手に歩き続けた
しばらく歩いた後、五竜スキー場のアナウンスが聞こえてきた
現在地はよくわからないけど、とりあえずゴールは近そうだ
(2人ともテンションが俄然上がる!!)
ちょうどその辺りから、誰かの滑り跡なども増え始め、
斜度がなくても板が走りやすくなり出した>>>
「あ、俺ここ前に滑ったことある」・・・とショージ君
これでちゃんと帰れる・・・
と、、2人で{ほっ} とした瞬間だった
その後はリアル迂回路を、
『板が走る斜面ってイイなぁ~』っと改めて感じながら滑る>>>
しばらく滑った後、
着いた先は、見慣れた「とおみゲレンデ」中盤付近だった。。。
たくさん危ない思いもしたけど、ナントモ言えない経験だった!
とりあえず、
山は、ただそこにあるだけ・・・
ってことを身をもって感じた
自然との共存は、奥が深いけど心動かされます
Ciao
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